越前水仙とは?
ヒガンバナ科のニホンズイセンで、越前海岸の水仙は「越前水仙」のブランド名で知られています。寒い冬と日本海の荒波に耐えて可憐に咲くその様子が、県民性と一致することから、福井県の花にも指定されていて、同時に越前町の花でもあります。生花としても人気が高く、関西を中心に、中京、関東等へ出荷されています。
【学名:ナルキッソス】
池に映った自分の姿に恋をした美少年ナルキッソスが、見とれている間にスイセンに変わったというギリシャ神話から。
ナルシストはうぬぼれの意味で、花言葉になっている。
梨子ヶ平周辺の水仙について文書に出てくるのは、享保10年(1725年)で、この年に福井藩の担当郡奉行の役宅まで水仙花を持参した記録が残っています。
<参考文献>昭和61年発行『福井県の歴史』より
甘くて爽やかな香り
日本海の潮風に揉まれて育つ越前水仙は、他の産地の日本水仙に比べ、花がひきしまり、香りが強く、日持ちと草姿が良いのが特徴です。たとえ雪が積もっても折れず、曲がっても雪がとければ起き上がり、茎が太く凛としています。越前水仙は、甘い香りが特に強く、12月~1月頃の開花シーズンには、越前海岸のあちこちで潮風に運ばれて甘い香りが広がります。























