六古窯とは
日本の中世期に陶器生産を開始し、現代まで継続している陶器産地という基準で選ばれた6ヶ所の窯業地であり、越前・瀬戸・常滑・信楽・備前・丹波の6窯を指します。
この六古窯の所在する市町が、それぞれ友好と連携を深め、共有のやきものを生かした地域発展のための情報交換と協調を目的とし、昭和63 年今田町長( 現篠山市) の提唱により第1回が開催され、これまでに13 回開催しました。
本町では、平成元年と平成11年に旧宮崎村村制100 周年記念としてこれまで2 回開催しており、本年は、越前古窯博物館のオープンと六古窯が日本遺産に認定されたことを記念し、14回目の「日本六古窯サミット2017in越前を開催します。
テーマ
「六古窯の"原点と未来"」
六古窯の歴史から学び、これからの日本のやきもの文化の未来をつくる
開催日
2017年12月2日(土) 午後1時~
開催場所
越前陶芸村文化交流会館 クレイホール
(住所:福井県越前町小曽原7-8)
(TEL:0778-32-3200)
越前陶芸村文化交流会館については こちら
入場料
入場無料
プログラム
※レセプション以外は、どなたでもご参加いただけます。
午後1時
オープニングセレモニー
午後1時25分
<市町発表 テーマ >
「六古窯の原点と未来」
〔発表者〕
・瀬戸焼 瀬戸市長 伊藤 保德/瀬戸本業窯 水野 雄介
・常滑焼 常滑市長 片岡 憲彦/伊藤 雅風
・信楽焼 甲賀市長 岩永 裕貴/NOTA&design 加藤 駿介
・丹波焼 篠山市長 酒井 隆明/稲右衛門窯 上中 剛司
・備前焼 備前市長 田原 隆雄/一陽窯 木村 肇
・越前焼 越前町長 内藤 俊三/土本 訓寛
午後3時15分
▼研究発表
<発表テーマ>
「備前陶片のささめごと~科学の耳で聴いてみると~」
<発表者>
一般財団法人岡山セラミックス技術振興財団研究所 所長 高長 茂幸
<発表概要>
備前市内の窯跡から出土した備前焼陶片。その陶片には様々な歴史的意味が含まれています。例えば、どのような土が使用されていたとか、何度で焼かれていたとか、現代の分析技術の進展により、その意味を究明することが可能となっています。岡山県東備地域には耐火れんがをはじめとする高温材料の研究開発を行う岡山セラミックスセンターがあります。最新の試験分析技術を駆使し、備前焼の製作技術の歴史的変遷を調査しましたので、その結果を紹介します。(具体的な報告概要)・土の成分・焼成温度・かさ比重、気孔率
午後3時半
六古窯日本遺産活用協議会事業経過報告
<発表者>
六古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター 高橋 孝治
<報告概要>
六古窯日本遺産活用協議会における平成29年度の各種プロモーション事業等の基本方針及び進捗についてご報告。
午後3時40分
パネルディスカッション
<テーマ>
「六古窯の未来」
<パネラー>
・ファシリテーター 古窯日本遺産活用協議会クリエイティブディレクター 高橋 孝治
・瀬戸焼 瀬戸本業窯 水野 雄介
・信楽焼 NOTA&design 加藤 駿介
・丹波焼 千代市陶房 清水 万佐年
・備前焼 一陽窯 木村 肇
・越前焼 光窯 司辻 建司
午後4時30分
サミット宣言
<宣言者>
六古窯構成市町代表 開催首長 越前町長 内藤 俊三
午後6時
レセプション(交流会)
場所 越前陶芸村文化交流会館
問合せ先
越前町役場商工観光課
TEL:0778-34-8720