愛知県の常滑焼からの技術伝播により成立した越前焼は成立当初、共通点(器形・器種・色調など)が多く産地の判別が困難とされています。しかし13世紀以降になると次第に常滑焼の影響が薄れて越前焼独自の変化を遂げ、室町時代後期には生産の最盛期を迎えました。今回福井県陶芸館では、平安時代末期から室町時代後期に製作された常滑焼・越前焼を展示し、比較・紹介をします。
関連行事
担当学芸員によるギャラリートーク
【日時】 2016年4月24日(日) 午前11時~ (入館券が必要です)
記念講演会
【日時】 2016年4月24日(日) 午後1時~
【会場】 福井県陶芸館 茶苑 大広間
【講師・題目】
小栗康寛氏(とこなめ陶の森資料館学芸員)
「古越前と古常滑は我々を魅了する」
中島啓太氏(福井県教育庁埋蔵文化財調査センター文化財調査員)
「消費地から生産地へ―発掘調査成果からみた越前窯開窯―」
【定員】 30名(電話にて要予約)
※4月9日より予約受付開始 ※定員に満たない場合は当日参加可能
【料金】 無料(特別展を観覧される場合は別途入館券が必要)
会期
2016年4月9日(土)~5月30日(月)
会場
福井県陶芸館 資料館 企画展示室
(福井県丹生郡越前町小曽原120-61)
開館時間
午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
休館日
月曜日(5月2日・30日は開館)
入館料
一般300円、高校生以下無料(団体30名以上は2割引)
※常設展も併せてご覧いただけます。
※障害者手帳をお持ちの方(手帳をご呈示ください)、付添者(1名のみ)無料。
主催
福井県陶芸館
後援
福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ、FM福井、月刊ウララ、福井ケーブルテレビ、さかいケーブルテレビ、丹南ケーブルテレビ、嶺南ケーブルネットワーク、たんなんFM79.1Mhz
アクセス
お車でお越しの場合
・京都・大阪・名古屋方面から 北陸道・武生インターより約30分
・金沢方面から 北陸道・鯖江インターより約30分
公共交通機関でお越しの場合
・JR武生駅より福鉄バス「武生越前海岸線」利用
かれい崎行き乗車 ≫ 陶芸村口バス停下車 徒歩10分 所要時間40分(片道640円)
・福井鉄道神明駅前バス停乗り場より福鉄バス「鯖浦線」利用
かれい崎行き乗車 ≫ 陶芸村口バス停下車 徒歩10分 所要時間40分(片道710円)
路線バス時刻
行き/JR武生駅前⇒陶芸村口 10:06⇒10:32、13:31⇒13:57、15:41⇒16:07
帰り/陶芸村口⇒JR武生駅前 12:29⇒12:55、16:24⇒16:50
行き/福鉄神明駅前⇒陶芸村口 11:20⇒11:56、14:40⇒15:16、15:30⇒16:06
帰り/陶芸村口⇒福鉄神明駅前 10:04⇒10:40、12:31⇒13:07、16:26⇒17:02
詳しくは福井鉄道バスHPをご覧ください。
お問い合せ先
福井県陶芸館
TEL.0778-32-2174
http://www.tougeikan.jp/