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暑い夏をもっと熱く!太鼓の祭典「 O・TA・I・KO 響 2024」

暑い夏をもっと熱く!太鼓の祭典「 O・TA・I・KO 響 2024」

掲載日:2024年8月28日

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ライター:加藤 実登里

今年で35周年を迎える和太鼓の祭典「O・TA・I・KO響

2024年は8月10日開催。一昨年、メインホストであるO・TA・I・KO座 明神(おたいこざみょうじん)さんのお話をおうかがいしてから、ずっと行きたいと思っていた太鼓のイベントです。

県内でも非常に規模が大きなイベントで、県内外から和太鼓のパフォーマーが集まります。

会場はオタイコヒルズ。広い芝生に特設ステージができあがっていました。

O・TA・I・KO響とは

O・TA・I・KO響は平成2年にスタート。その前の年に当時は西日本で一番大きい五尺の大太鼓「明神」を製作。

もともと劔神社の秋の例大祭で太鼓を奉納し、太鼓文化が浸透していた織田町に大太鼓「明神」加わり大きなイベントとして発展してきました。

平成5年から会場が現在のオタイコヒルズへ。オタイコヒルズの建設も太鼓の練習場ありきでできたというので、織田町の太鼓愛を感じます。

O・TA・I・KO響で毎年圧巻の太鼓パフォーマンスを披露するのがO・TA・I・KO座 明神。大太鼓「明神」を中心とした唯一無二の演奏。町内外の若者がこの日のために和太鼓の練習を積み重ねています。

ゲストパフォーマーも大変豪華。和太鼓を通して様々な業界で活躍されている方が多く出演されています。

ヒノダ修一さんは4回目の出演。

2024年はボーカルに大黒摩季さんが登場するということで、会場で多くのお客さんが首を長くして待っていました。あまり芸能人に詳しくない私でも一度は名前を聞き、歌にも聞き覚えがある大物です。登場がとても待ち遠しかったです。

ちなみに会場内は撮影禁止。太鼓の響きはしっかり心に留めて帰ります。

2024年のサブタイトルは「未来へ響け THE NEXT STAGE」。35年という歴史の積み重ねがこれからも続くように、という想いを感じますね。

O・TA・I・KO 響 

HP:http://otaikohibike.net/index.html

前半は県内の和太鼓グループが盛り上げる

祭典は15時スタート。真夏の暑い中、ずっと会場にいることができるのか不安だったので、今回は後半の舞台を目指して行きました。

5カ所ある駐車場はすでに車でいっぱい。会場近くで900台停められるそうなので、にぎわいっぷりがうかがえます。

織田小学校側の駐車場に停めてシャトルバスで向かいます。17時過ぎでも続々とお客さんが集まっていました。

15時にはオタイコ横丁がオープン。18時過ぎには多くの屋台が売り切れだったので、早く言行ってゆっくりお食事を楽しんでもいいですね。

16時からwelcomeコンサートがスタート。welcomeコンサートで和太鼓を披露していただいたのは県内の5つの団体。

  • 明神ばやし保存会
  • O・TA・I・KO座 明神Jr.
  • 福井県 日吉太鼓
  • 川端太鼓 楽鼓
  • 福井県農林高等学校 郷土芸能部『Taichi』

明神ばやし保存会による「明神ばやし」は福井県の無形民俗文化財に指定されています。江戸時代にも記録がある、越前町織田地区の劔神社に奉納される太鼓です。太鼓の祭典にふさわしいスタートを切ります。

O・TA・I・KO座 明神のジュニアメンバーとして演奏するO・TA・I・KO座 明神Jr.。将来のO・TA・I・KO響も担ってくれそうです。

小学生から社会人まで老若男女が楽しめる和太鼓の演奏を楽しみましょう。

キッチンカーも楽しめる

会場には屋台やキッチンカーがずらり。

カレーや米粉クレープのキッチンカーはおいしそうな看板といい匂いで行列ができていました。

定番のポテトやから揚げなども大人気。たくさん並んだ屋台のメニューはほとんど売り切れに。

大黒摩希さんが来るということで、大黒巻きというスペシャルメニューを食べてみました。イカ墨の巻きずしが思ったりおいしかったです。

オタイコヒルズ内のレストランもオープン。涼みながらお食事をゆっくりしたい人におすすめ。

スーパーボールすくいやおみくじも子どもたちに大人気。たくさんの人でにぎわっていました。

キーホルダーづくりやオリジナルオタイコグッズの販売コーナーもありました。

圧巻の和太鼓の響き

オタイコ横丁の横、鑑賞エリアではずっと和太鼓の演奏がありました。大きな舞台と、横には大きなスクリーン。広い会場からよく演奏の様子を見ることができます。

演奏者の熱気も伝わってきます。

いろいろなお祭りでも太鼓の演奏を見る機会がありますが、もっとライブコンサートに近い雰囲気。

和太鼓もさまざまな種類が登場。少しずつ音が違うのもよくわかります。

お祭りで聞く太鼓のリズムと葉全く違う、和太鼓による演奏。こんなにも多彩なリズムを奏でることができるのかと驚いていしまいます。

ダンスや歌とのコラボも全く違和感がなく、和太鼓の魅力を改めて感じました。

とにかくかっこいいの一言につきます。

オタイコ・ヒルズ

会場となったオタイコ・ヒルズ。宿泊棟もあり、家族や友人での旅行からサークルの合宿などまで幅広く対応してくれます。

敷地内に太鼓練習館があるのが特徴。防音設備や音響機器も調っています。大太鼓「明神」をたたく体験もできるそうですよ。

陶芸体験ができる施設もあります。

大浴場「明神の湯」は11種類の水溶性ミネラル成分を豊富に含むアルカリ性の温泉。

レストラン・オタイコでは地元織田地区の揚山豆腐や豆腐ハンバーグなどのヘルシーでおいしいお料理を楽しむことができます。

レストランのみの利用もできるので、越前町のランチスポットとして訪れてみてください。

オタイコ・ヒルズ

所在地:〒916-0223 福井県丹生郡越前町下河原37-19-1
電話番号:0778-36-2061
HP:https://www.otaikohills.com/

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この記事のライター:加藤 実登里

加藤 実登里

大阪出身、福井に来て10年目です。福井市の片隅で子ども3人と夫とのんびり暮らしています。引っ越しで越前町が近くなり魅力をたくさん発見したので、ブログを通して多くの人にも知ってもらえたらな、と思っています!

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