【オトナの自由研究】越前町が誇る日本酒【丹生酒造】
こんにちは!
だんだんと暑さも落ち着いてきて、朝晩は少し肌寒くなってきましたね。
夏休みも終わり、再び学生たちが通学する姿を見かけるようになりました。
夏休みと言えば、、、自由研究!
わたしも日本酒について学んできました☆
なので、ここでみなさんと共有したいと思います!
– 丹生酒造
丹生酒造さんが開業したのは享保元年の1716年。
丹生酒造の目の前にある八坂神社に御神酒を奉納するところから酒造りがスタートしました。
八坂神社に湧き出る「延命の水」、こちらを仕込み水として使用し、
越前町でとれたお米で日本酒をつくっています。
まさに、越前町が誇る地酒なのです!
– 酒蔵見学
特別に酒蔵見学をさせていただきました!
ほんのりと日本酒の香りがただよう酒蔵で、日本酒の作り方について教えていただきました。
日本酒はご存じの通り、お米でできているのですが
【炊く】のではなく、【蒸す】!
炊いてしまうと、お米が柔らかくなりすぎてすぐに溶けてしまうらしく
蒸したお米がいいそうです!
昔は、石炭をつかいボイラーで炊いていたそうです!時代を感じますね、、、
こちらの板を使って、蒸したお米を広げて冷まします。
冷ましたお米は麹部屋へ取り込み、菌をふりかけ麹をつくります!
麹にはお米のでんぷんをブドウ糖に変える役割があります。
ブドウ糖がアルコール発酵することでお酒になります!
こちらは搾り作業をする機械です。
手間のかかる方法だそうです。
なので、とても貴重なお酒になるのです!
1日目は重力で、2日目は機械で圧をかけて。
ゆっくりゆっくり搾ります。
搾られたあとは、ろ過作業がありその次は火入れという工程です。
この火入れ作業も手作業だそうです。
火入れの後は、庫内でじっくり熟成させます。
丹生酒造さんは、火入れをしない「生酒」もあります。
またそれは、後ほどご紹介いたします!
上記はいくつもある日本酒造りの工程のほんの一部分です。
昔ながらの方法で、手間暇かけて大事に大事につくられています。
酒蔵を見学させていただきましたが、とっても歴史を感じる空間でした。
現在はコロナのため、酒蔵見学は中止されているそうです。
ですが、コロナが落ち着けば再開するとのことなので、
是非みなさんも、直接!五感をフル活用して見学してみてください★
– 越前町が誇る地酒の数々
飛鳥井とは、京都の公家飛鳥井氏がこの地を治めたことから名前をつけたとのこと。
こちらの地酒は越前町以外ではあまりお目にかかれません!
福井市でも取り扱っている酒屋さんは、2店舗。(詳しくはホームページ参照)
とっても貴重なお酒なんです!
すべてが限定品!と丹生酒造さんも力強くおっしゃってました!!
わたしは日本酒が得意な方ではありませんが、いくつか購入してみました◎
– 日本酒飲み比べ
わたしが購入した日本酒はこちらの3点!
① 飛鳥井 本醸造 ¥1,000(税込)
食事にも合うとおっしゃっていました。一番スタンダードとのことで挑戦☆
一口飲んでみると、確かにクセもなくどんな料理にも合いそう!
度数が高いはずなのに、グビグビ飲めてしまいました。笑
燗でも良さそうです!
②特別純米生酒 ¥520(税込)
初めての生酒!こちらは冷蔵です。
スッキリとした味わいでシュッとしたお味!
わたしが購入した3種類の中で1番好きな味でした◎
③さくら鞠子 ¥840(税込)
日本酒初心者にもおすすめしたい!
ハナエチゼンを使った日本酒です❀
飯米といって食用のお米で作られているそうです!
売り上げの一部を、蔵の象徴だった桜を植える資金に!とのことで
クラウドファンディングで開発された日本酒です◎
たくさんの方の想いが詰まったこちらの日本酒は、華やかでフルーティー!
ラベルデザインも素敵❀
甘い風味でとっても飲みやすかったです◎
※お酒の価格は酒蔵価格です。他酒屋さん価格とは若干異なりますのでご了承ください。
なので、直接丹生酒造さんで購入していただくのが1番いいと思います♪
– 日本酒の楽しみ方は人それぞれ
丹生酒造さんがおっしゃったこの言葉。
お酒にあった美味しい飲み方はありますか?と質問した際の答えでした。
燗がいいとか冷やした方がいいとかあるけれど、飲み方は自由です!
色々な飲み方をして、自分のベストを見つけるのも楽しみ方だとおっしゃっていました。
ビックリしたのは、炭酸で割ったりする方もいらっしゃるそうです。
なんだか日本酒はそのまま飲む以外はタブー!というイメージがあったので驚きました。
自分の中でこれだ!って思える日本酒の飲み方に出会うまで、
わたしも日本酒を嗜んでいきたいと思います!
– おまけの豆知識
この軒先にぶらさがっている丸い玉。杉玉というそうです。
ただの飾りだと思って何気に聞いてみたら、新酒が完成したことを知らせるためのものだそうです。
今は茶色ですが、新酒が完成したら緑色の杉玉が吊るされるとのこと!
杉玉も手作りだそうで、作るの大変らしいです!笑
緑色の杉玉が吊るされる頃に、また行きたいです♪
快く取材を受けてくださった丹生酒造さん、
ありがとうございました!
たっぷりの愛情がこもった越前町の地酒「飛鳥井」、
みなさんも是非飲んでみてください★(※飲酒は20歳を過ぎてから!)
◆丹生酒造
住所:福井県丹生郡越前町天王18-3
営業時間:8:30~18:00
丹生酒造さんのお酒はホームページから購入可能です◎
大切な方への贈り物に是非♡
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