地元のお野菜たっぷりランチとスイーツ!越前町の古民家カフェmunicafe
2023年5月2日に越前町にオープンしたmuni cafeさんに行ってきました。
古民家をリノベーションした和モダンの店内とおいしいスイーツとランチを楽しめます。
オーナーの福多さんにお店のこだわりや思いをうかがいました。
素材にこだわったおいしいランチとかわいいスイーツ
muni cafeでは、いつでもランチを楽しむことができます。
お野菜は地元産の無農薬。野菜を作っているのはベジチェンSumiさん。
朝収穫した野菜をおろしているので鮮度は抜群。季節によっては市場に出ていない野菜も楽しむことができます。
ランチはオーナー手作り。カフェではおいしい野菜をふんだんに使った家庭的なお料理を楽しめます。
スイーツは元よつばカフェの店長さんプロデュース。看板メニューのプリンアラモードと鉢でティラミスは見た目もかわいい。
フルーツは季節によって変わります。その時その時の旬のフルーツをつかうので、飾りつけも変わります。どんな盛り付けに出会えるか楽しみです。
コーヒーはEnzo Coffeeさん。自家焙煎のおいしいコーヒーを楽しみましょう。
「ものづくり」にこだわった店内
muni cafeのオーナー・福多さんはハンドメイド作家さん。muni muni という屋号でアクセサリーも作られています。端材を使ったレジンアクセサリー。木くずを染めているとは思えないきらきらしたかわいい作品です。月に1回は県内外のマルシェに出店しているそうです。一度手に取ってみてくださいね。
muni cafeには作家さんらしいものづくりへのこだわりがお店の中にも見られます。
muni muniのコンセプトは「再生」と「共存」。お店の内装やインテリアにもその考えが生きています。
例えば伝統工芸品の越前箪笥(たんす)。カフェスペースにある箪笥は職人さんがリペアしてくれたもの。和モダンの店内にしっくりきます。
越前和紙や越前焼など伝統工芸品も取り入れていきたいということです。どんな雰囲気になっていくのかこれからも楽しみですね。
カフェから見えるお庭にも注目。元のお庭をきれいにしてさらに魅力ある景色が窓いっぱいに広がります。
真正面に見える木はなんとキンモクセイ。こんなに大きなキンモクセイは始めてみました。9月に花が咲くと一面が黄色に。冬の雪景色も楽しみです。
人と人がつながる場所
muni cafeはカフェとしてスタートしていますが、人がつながる場所として色々な活動ができます。
奥には和室があり、ワークショップやハンドメイドマルシェ、落語も演奏会も。やりたい!という人がいればいつでもオープンな場所です。
「muni cafeに行くといつも何かをしている」
そんな風に地域の人に感じてもらえる場所でありたいと思っているそうです。
福多さんは猫の保護活動にも以前から関わられています。猫の保護活動にはまだまだ課題がたくさん。本当に困っている人を実際にわかるところにつなげてあげるような活動を目指しています。
他にも様々なバックグラウンドを持つ人、社会とのつながりが薄くなっている人もつながりあえる。そんな温かい場所を目指しているそうです。
一緒に活動してくれる人も募集中です。こんな風に使いたいという人とうまくマッチングしていくことでさらにmuni cafeの可能性が人がります。
muni cafe周辺おすすめスポット
muni cafe の周りのお立ち寄りスポットとオーナーさんおすすめのスポットをご紹介します。
おもいでなfarm
越前町のおいしい農産品や農産加工品を販売している直売所です。隣接する「農家レストラン」では特産品のたけのこを使った料理も楽しめます。
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陶谷駅跡陶の谷駅(すえのたにえき)
昔は福井県丹生郡宮崎村(現・越前町)蝉口にあった福井鉄道鯖浦線の駅です。プラットホームもそのままに駅の雰囲気が再現されています。
お花見スポットとしても有名です。
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大谷の薬水
大谷の薬水は古くから集落の人に親しまれてきた湧き水。人々の強い気持ちで今も残っているそうです。
「ふくいおいしい水」の一つです。
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織田陶房わづみ館
オーナーさんおすすめの陶芸スポット。大人から子どもまで気軽に陶芸が体験できます。
普段通っている人もやり方を教えてくれるアットホームな雰囲気が魅力的。
住所:福井県丹生郡越前町下河原37-44
電話番号:0778-36-1922
営業時間:9:00から17:00まで ※完全予約制
定休日:不定休
料金:製作コース 1,570円(粘土1㎏)
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muni cafe
所在地:福井県丹生郡越前町蝉口3-19
営業時間:10:00~16:00 日曜営業
定休日:金曜日